銀座のオキテと、フロアレディの新しい生き方。
出稼ぎを終え、周囲の愛情に守られて、無事バンコクに戻りました。
銀座のクラブでの学びを振り返ってみようと思う。
11月~12月は銀座での働きも板についてきた。
お席に呼ばれれば最高の笑顔で登場し、会話に花を咲かせて一瞬のコミュニケーションを楽しむ。
非常に刹那的だけど、そこには礼儀もあり、知性もあり、愛情も(人としてOR男女として)見え隠れしたりする。
お客さんから見えない、ホステスさん同士の関係も、ジェニファーが居るお店はとても良いのが特徴だった。
みんな穏やかで気持ちが安定している人が多くて、いつもにこにこしている。
人が好きな人が多いのだろう。
みんないつも親切にしてくれるし、ちょっと服が変になっていたりすると直してくれたり、ヌーブラの付け方が甘いと、
「うーん、、ハピコ(ジェニファーの愛称)ヨセが甘いなあ。
ちょっとおいで、失礼ッ」
って感じで、ぐいっときれいな谷間を作るのを手伝ってくれたりする。
お客さんが来なくて暇な日は、キレイの秘密を教え合ったり、昼間の仕事について語り合ったりして、お互いに尊敬しあっているとてもいい関係。
で、タイトルの新しい生き方。と書いたのは、寄生虫のように生きるジェニファーのこと。
男性より、女性にもてるの巻・・・。
先輩ホステスさんに、お席に呼んでもらって、「この子歌えるから、いっしょにエンタメショーやっていい?」ってミニライブさせてもらったり「面白い子がいるから紹介したいんだけどー」ってお姉さんのお席に呼んでもらえたり。
お姉さん方も、お客さんと2人でいると煮詰まっちゃったり、迫ってこられたりすることも多いから、私がいることで会話が盛り上がって健全な?感じで場を作ることができるから、その点ではお役に立てたのかなあ。
そんなこんなで10人くらい可愛がってくれる先輩がいたので、男性に呼ばれたのは5回くらいだけど、お姉さんを通して、場内指名をもらうというナゾの稼ぎ方をしていた。
これを寄生虫的ホステスと呼ぶ。www
男性からはモテないなんて、そんなことないでしょーとか言ってくださる方もいるんだけどね。とかく銀座ではもてましぇええん。たぶらかし度が足りないんだわ。まだまだ修行の必要あるかしらwww
ジェニファー、外国人と良く間違われました。英語もタイ語も話すので、自分より下に女性を置きたい傾向が強い男性には、敬遠されるかな。ビジネスの話とか大好きなんだけど。そーいうのしてくれる人はあんまりいなかったかな。
ミセスユニバースが日本人男性にもてないのといっしょ。爆www自分で言う。
どちらかというと、飲んで歌って女の子と話してちょっと触れ合ったりして(手をつなぐとか。肩が触れ合うとか)この時間は仕事を忘れたいみたいな目的の男性が多かったかなと。我慢して生きてるのね、特に5,60代のおじさま方。
「えーーーあたしーーーー超バカだからわかんなーーーい」とか「エー知らなーいすごいー教えてくださいーーー♡」とか板についている女の子は男性からかなりモテる。
たとえ、その女子がめちゃくちゃ賢かったとしても。
夜の銀座では、お客さんによっては、アホなふりをしてでも、お客さんを気分よくさせるのだ。究極的に賢いとはおもう。まさにたかりの天才。
かくいうジェニファーも、だいぶ板については来たけど、基本的には上とか下とかクソくらえって思ってるので。女としてのかわいげは大事だけど、男には負けたくないとか思ってるタイプなので爆
わかんないとか言いたくないし。ちょっと調べますので教えてくださいみたいな。真面目か!!はーーっはっはこれがジェニファーのいいところ♡ンフ。
話変わるけど、タイに4か月行ってきます、と言ったら、銀座のお姉さんからプレゼントとか、お手紙とか、お餞別とか、ハグとか、本当に愛情をいっぱいもらったんだ。
ママは忙しそうで、ちゃんとご挨拶できなかったんだけど、日本に帰ったらバイトを再開するしないにかかわらず、お土産をいっぱいもっていこうと思ってる。お手紙だけは置いてきた。
もしそこでバイトしなくても、お姉さんたちとはラインなどでつながったので、これからもお姉さんのお昼間の仕事も応援したりとか。いただいた愛は絶対に忘れない。
銀座のお客様で、印象的な面白い方はたくさんいらしたけれど。特に気に入ってくださった3人のお客様には本当に感謝しています。
たくさんの学びをくださって、本当にありがとうございました・・・
まじめジェニファー@ハッピー