大作 その② <駐妻の苦悩。>
大作②<駐妻の苦悩。>
駐在の奥様。
何もしないでお気楽ねー。
そんなことない。
それぞれ仕事を捨てたり、キャリアをあきらめ、子どもも小さいしで、やむを得ずついて来る決断をしてきた人もいる。
「ほそぼそ始めたピアノ教室が、すごい人数に膨れ上がってめちゃめちゃノってたんだけど
妊娠もしてたからね、こっちに一緒に来たけど、悶々としてるー。」とか。
みんな葛藤があるんだよ。
「さあ、仕事辞めたから、”いいおかあさん”」←世間的に求められてる
に頑張ってなろうとしたりね。
え?駐妻って働いちゃいけないの??
って思うでしょ。
そう。
大企業になればなるほど恐ろしい規則があって、一緒に来る家族は働いちゃダメ―。
その代わりお金はあげるー。帰国費用もあげるー。家を借りるお金もあげるー。子どもの学費も出してくれるー。タイの医療保険に加えて、日本の医療保険も払ってくれてる。
日本の口座にももろもろの手当のお金が振り込まれる。(注:有無や頻度は会社によるけど。)
いうことないでしょーだから言うこと聞いて、働かないでー。
余計な事すると国外退去だからー。
ということです。
ただ。どうしても働きたい人は、日本に残ればよいわけで。
選択するのは自分なわけで。
家族と一時的に離れ離れになっても
仕事をとるか
仕事を捨てて
キャリアを捨てて
海外生活に打って出るか。
どっちでもいい。
決めるのは自分。
仕事すぎて仕事したくないモードだったら
海外駐妻生活をめちゃくちゃエンジョイできるかもかも。
ジェニファー。の場合は、健康と美容の会社作ってバリバリやるーって決めてたから
そんな規則しねしねって思った。
私はたまたまBビザにきりかえることができたけれど、
それさえも認めていない企業も多いわけで。
自分のことじゃなくても腹が立つ。
ママ友ちゃんが、ジェニファーに向かって
「あなたがうらやましい。Bビザとって働けるなんて。」
といってるのみて
日本の大企業ってなんだよって思った。
女性蔑視。
妻が駐在だとしたら、駐夫の夫はやっぱり働いちゃいけないってことになるのかな。
どーなんだろ。そこんところ。
女性よ、立ち上がるのだ。
働きたいのに、輝きたいのに、我慢する必要なんて、ないんじゃない?